「今から自費治療で開業しても大丈夫ですかね?」
という質問に対して
「今からはやめておけ」
と言う声がチラホラ聞こえてくるようになってきた。
その「今からはやめておけ」の意味は
おそらく
「前みたいに儲からないからやめておけ」
という意味が大半なんでしょうけど。
儲ける、儲けない
という視点だけで始めたら
それは中々生き残るのは難しいのかもしれない。
でもそんなものはいつの時代も
儲けている人は儲けているし
儲けていない人は儲けていないから
いつ始めても結果的にはあまり変わらないんじゃないかと思う。
治療家として自分の思うがままに
生きたいか、生きたくないか
という視点で見たら
価値に見合った物を提供できていたら
開業しても生きていく事はできると思う。
別に綺麗事を言いたいわけじゃない。
ただ、時代は繰り返すというか
保険も拡大→縮小の流れが来た
自費も拡大→縮小の流れが来る
コンサルも拡大→縮小
協会ビジネスも拡大→縮小
がきっと来るだろう。
そしてまた何かきっと新しい流れが来て
それもおそらく拡大して縮小していく。
こうなるのは歴史が証明しているし、きっと繰り返すと思う。
これはもう治療院業界だけの話じゃなくて、ラーメン業界でもきっとそう。
だから業界的な視点で見たら正しい方向なんてわからなくて
結局は自分が正しいと思っている事を信じてやるのがいいんじゃないかなと。
ただ1つ確実に言えるのは
人間の基本的な体の構造や生理学的な反応は変わらない。
例えば、美味しそうな匂いを空腹時に嗅いだら、食欲がそそりますよね。
これがある時から急になくなるなんてありえない。
だからここに目を向けて
その変わらない部分を突き詰めて理解していって色んな経験をして
目の前の人の悩みを解決する事ができれば
きっとこれからもずっと成り立つ。
そこにトレンドは存在しない。
だからもし
月に10日働こうが、月に20日働こうが
治療家として長くいたいのであれば
そこに目を向け続ける事ができれば
何も怖くないんじゃない?
と
自分に言い聞かせていたりする。
善しも悪しも未来が楽しみですね。
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