2019年2月19日火曜日

広告や言葉の信用



昨日たまたま広告規制はした方がいいかも
という話を書かせてもらったのですが
今日、こんな患者さんが来ました。
「色々な接骨院や整体に行ったんですが、治らなくて、、、」
これはよくありますよね。
「それでもう自分で解決しようと色々調べて、自分なりにやってみてるんです、、、」
これもよくあります。
その方は3年間続く股関節の不調を訴えて来院されたのですが、
何が特徴的だったかというと
「もう何も信用できない。」
という事でした。
「病院に行っても治らないから歪みを治しましょうと言われ回数券を買い、勧められたマットを買い、サプリメントを買い、、。」
「それでもよくならないから、自分で調べてYouTubeで出てるストレッチをやってみたり、テレビで言ってた方法をやってみたり、、。」
でもよくなりません。と。
これに対して僕が治療をしたら一発でよくなりました。なんて事は言うつもりはありません。
実際本当にそうなったら誰を信じていいのか?何を信じていいのか?わからないですよね。
もちろん、もしかしたらこの患者さん自身にも何か良くなっていかないような問題があったのかもしれません。
ただ、信じれる医療従事者だったり、何か体を良い方向に持っていける信用できる人って本当に少ないのかな?と改めて思いました。
逆に言えば、適当にものを言ってる人が多くてそれで成り立っちゃってるからね。
実際に自分でYouTubeを見てやっていたストレッチの形も意図も上手く理解できておらず、あまり効果がないような形になってしまっていましたし(情報が多すぎるから仕方がない)、通っていた整体院からの助言は骨盤が歪んでいるから、、でした。
悲しすぎます。
今まで何も結果が出ていないから、僕の言葉も最初はスムーズに入っていかずでした。

最後その方が次回の予約を取られる時に
「前の整体の回数券が返金できたらいいんですけど、言いづらくて、、。」
ってちょっと悲しい顔で言っていたのを見ると、さらに複雑な気持ちになりました。
情報発信は時には人をここまで迷わせる事もあるのかと。
正直自分も目の前の患者さんの悩みを解決できなかった事なんて何回もありますし、
今の院のホームページはまぁ治療院の今の流れの形なので、なんとも言いづらい部分もあるのですが、
誇大広告だったり、自分の欲のためにつく嘘や適当な発言は、迷っている人を出口のない迷路に入れてしまうんですね。
なんなんですかね。
もう治療院業界は皆ホームページや広告を出したらあかんって一回なったらいいんじゃないかな?
それもまた悩みが解決できない人を1人でも減らす1つの方法ですよね。

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