治療家の皆さん
もう気付かれてますよね。
治療に1+1=2というような
確実に決まった答えがない事を。
まぁ当たり前の話なのですが。
YouTubeやsnsでこの技法さえ習得できれば!本当のやり方はこうなんです!真実はこうです!
って何百、何千と流れていますけど、(そもそもそれ自体が誰かのためというより、自分のお金儲けのための情報が9割だからなんとでも上手く言われてるけど)
治療をする側の感覚も、身体も患者さんの身体も人それぞれバラバラだし
治療を受ける側の「正しさ」も人それぞれ違って幅があるから
全く同じ条件なんかそもそも確率的にはかなり低い。
セミナーで習った事、YouTubeで流れてるのを真似してみた事、すごいと言われてる先生に教えてもらったこと、、
手法だけ真似てみて100発100中結果出せてるって事ありますか?
きっとないと思います。
だから同じやり方で、Aさんには結果出せたけどBさんには結果出なかったって経験をきっとしてると思います。
それを100%自分だけの問題(手技の感覚、知識)と捉え続けていたら、一生迷うと思う。
だって相手も常に変化し続けてる人間だから、それを前提に取り組まないと、1ミリ単位でピースをはめる作業をしていてもはまるわけがないですもんね。
結果を出した時に自惚れて100%自分の技術の影響でそうなった。って思ってしまったら、そこから先に幅を持っていく事は難しいかもしれません。
誰々先生に追いつくとか追いつかないというような話とかも、厳密にいえば、比べる対象が一定化されていないから比べる事自体無理だからあまり意味がないし、
ゴッドハンドと呼ばれてる人が解決出来なかったものをちょっと体の勉強をした人が解決する事もありますよね。
それはなんでおきるのかと言ったら
結果の要因に相手の環境があるからですよね。
タイミングと環境です。
この要素を無視して結果を出し続ける事はかなり確率が低いと思います。
治療を受ける側が生まれ育った環境で、安心や安全を自分の中の核として認識してるかしてないかでも同じ事をやっても結果なんか変わってきますし
結局そこは自己表現に絡んできますから
上手く表現できない事を、痛みや動きでもしかしたら都合良く表現してきたりする事もありますよね。
そういう意味ではぎっくり腰を紐解く事は
他の治療にも大きく活かせる可能性を持っています。
たまに言いますけど、ぎっくり腰って本当に都合が良いんですよ。
自己表現に最適なのかもしれません。
だからぎっくり腰の背景を知ることができれば、色んな症例を解決できる確率はあがります。
結局決まった型ではなく、現場での応用でしかないんじゃないでしょうか。
最適なもの、言葉、環境、感覚を提供する。
もちろん体に対しての基礎的な教養だったり、手技力がある前提の話ですが。
僕は現場では「良いきっかけ、気づき」を大事にしていますが、
あなたはどうでしょうか?
色んな手技や考え方などがあるのは全然いいと思うのですが、
確実に決まった正しさ(真実、本物)なんか存在しない。
自分はそう感じています。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました。
また明日!
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